【ひろゆきさんの誤算】 「宗教法人が非課税であるのは公明党が与党だから。」【解説】 根拠のない嘘。宗教法人法の成立時期、創価学会の設立時期、公明党の設立時期、公明党の与党参加時期をしっかり調べたら、「公明党が与党だから」は説明になっていないことが分かります。私はどこの宗教法人も味方しませんが、この物言いは、かなり相手方を貶める陰謀論にも近い暴論だと思いますから、論理的な思考ができる人間を自負したいのであれば、勉強をし直して発言を改めた方が身のためと思います。もっとも、創価学会や公明党を批判したい糸口として、利用したいネタと考えるなら、それはそれで妨げるつもりはありません。宗教法人が非課税なのは、宗教活動等に公益性があると認められているからです。公(おおやけ)の利益に資すると考えるということです。この公益性というキーワードをもって、解釈を進める必要があります。話を多少ずらしますが、世に公益法人というものがあります。公益性を具備した法人であって、〇〇財団、△△医師会、☓☓人材センターなどなどです。これらも法人税は課されません。それと宗教法人は、課税非課税の面では(つまり公益性の点では)同じです。ここを正しく解釈する必要があります。おそらく多くの世の方々は、宗教法人の不祥事などを通じて、税負担の不公平さや非課税優遇の面に矛先を向けて、批判したくなっているのでしょう。その批判は正しく論理的に客観的に組み立てて、各自が批判していったらよいことですが、少なくとも雰囲気で貶める批判は不適切です。念のためですが、宗教法人が何もかも非課税であると考えているなら、誤りです。収益を上げる営利活動を行っていれば、当然消費税や地方法人税が課せられます。教祖や職員に給与が支払われていれば、源泉徴収により所得税は課せられます。茶道教室などを開催して収益を得ていれば課税されます。結婚式場を併設していれば、披露宴収入に課税されます(結婚式収入には課税されないという不思議もあり)。もろもろ正しく認識しましょう。そして税の不公平を感じるなら、それをきっかけにさまざまな税のあり方、税制度の展望などを、的確に学ぶことを目指しましょう。(00:05:19 - 01:28:01)
【ひろゆき】資格を取るより料理。Hertog Janを吞みながら。2022/09/08 J20
ひろゆき, hiroyuki
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